命を守る介護のチカラを、すべての人に。

介護現場では誤嚥性肺炎が蔓延し、現在も多くの方が苦しみ、その命が失われ続けています。家族、介護者の方も大いに心を痛めています。受け入れ施設、病院にとっても、施設収入の減少や膨大な医療費の発生が大きな問題となっています。そのため、誤嚥性肺炎への対策は介護業界のみならず社会全体の重要なミッションと言えるでしょう。

これまで誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトでは、介護現場の誤嚥性肺炎をゼロにするために、多くの方が口腔ケアに取り組んできました。その結果、多くの命が守られてきました。誤嚥性肺炎だけではなく、すべての疾患を減らせる可能性も示されています。口腔ケアを通して自信を持ち、やる気に満ち溢れる介護職員も生まれてきました。介護施設の収入は増加し、大幅な医療費の削減を達成してきました。

私の次の使命は、この口腔ケアを世に広めることです。介護施設単位での取り組み事例は増えてきたものの、まだまだ在宅で介護をされている方を始め、口腔ケアの学び場を届けるべき方は多くいらっしゃいます。これまで口腔ケアを学んだ方が、より一層の成長を希望されている方も多くいらっしゃいます。そのような方々の受け皿となるべく、クロスケアネットワークは設立されました。

また、日本の介護は世界で最先端のすごさを持ったものだと感じております。口腔ケア以外にも、まだまだ介護現場には、世に誇るべき介護のすごさが多くあります。そんな、すごさを皆で発見し、そして共有し共に成長していきたいと思います。形にすることで世に発信していきたいと思います。そのためのクロスケアネットワークでもあります。

介護（Care）の現場に、よりよいものをCrossさせ、介護業界を盛り上げていきたい方。皆様の力が必要です。皆で輪を作り、大きな矢となり、介護業界を盛り上げていきましょう。